こんにちは、虎雄です。
昨日のブログでは毎日自然に脱毛は起きていて平均では70〜100本が
毎日生え変わりというサイクルで脱毛が起きています。
詳しくはこちらをご覧下さい⇩⇩
その中でも毛根の形状により
良い抜け毛なのか、悪い抜け毛なのか、ざっくり判断することが出来るんです。
毛根は肉眼でも見ることが出来ますがはっきり見るには虫眼鏡を使って頂くと
分かりやすいですよ。
■良い抜け毛
単純に良い抜け毛は抜けるべき時に抜けた毛を指すので、毛根が綺麗な形状です。
綺麗な形状とは毛根部にある毛球と言われる部分が
・ふっくらしている。棍棒のような形状をしていることから棍毛と呼ばれている。
・毛根部が完全に角化して白みがかっている。
これは通常のヘアサイクル上、すべきことを終えた髪の毛なので問題ありません。
■悪い抜け毛
悪い抜け毛はヘアサイクルの乱れから、まだ成長しなくてはいけないのに
成長を止めてしまったり、抜けてしまう毛です。
これらは毛根を虫眼鏡で見ると様々な形状をしており、種類が分かれます。
こちらです⇩⇩⇩
□脂漏性脱毛症(しろうせい)
言葉の通りですが、頭皮の脂の分泌が活発で脂性のフケ・汚れが残り
毛穴を塞いだり、存在する最近の過剰増加により炎症を起こし、それが脱毛を
招く症状です。
毛根部には脂の塊のような白い付着物が付いています。
□粃糠性脱毛症(ひこうせい)
頭皮の状態が不安定になり(寝不足やストレス)、乾燥フケが多く発生し
毛穴を塞いだり、炎症を起こしたりして脱毛を招きます。
症状は脂漏性と似ていますが脂の質・量が違うため、抜けた髪の毛根形状は
全く別物です。
毛根に尻尾のようなものが付いています。
余談ですが脂漏性の頭皮状態の方は大きく少しぺっとりしたフケが出ます。
乾燥したフケは細かなパラパラしたフケが出ます。
頭皮状態のバロメーターにもなります、ご参考までに。
□びまん性脱毛症
女性に多く見られる脱毛症です。局所的というよりは全体的に薄くなってきます。
毛根形状が細くなって痩せてしまっているので毛球が存在しません。
萎縮毛とも呼ばれます。
□円形脱毛症
ストレスが原因と判断されることが多いようですが、毛母細胞の活動が
休止状態となり髪が抜ける症状です。
毛母細胞も分裂しながら髪の成長を促しているのが急遽休止化するため
様々な毛根の形状があります。
尚、休止しているだけなので原因が解消されれば成長が再開し回復します。
上記5選の毛根の形状をいつもながら、私の下手くそなイラストを貼り付けて
おきますのでご覧ください。
そして、悪い抜け毛を作らない為の予防策は⇩
原因が外的なものか内的なものかまずは、そこを見極めたい。
外的要因⇨シャンプーのしすぎや、コンディショナーのすすぎ残しによる残留。
ヘアカラーやパーマの多用。紫外線の影響。
内的要因⇨低体温。ホルモンバランスの乱れ。ストレス。過度なダイエット。喫煙。
おすすめの育毛シャンプーはこちらにまとめてあります⇩⇩⇩
髪の毛にとって良くない事って
どんな方でも思い当たることの一つや二つあるはずです。
まずは真っ先に浮かんだその行為・習慣を改善していきましょう!
それではまた!